それを愛と気付かぬまま籠絡 14
(あら? そういえばこれ今世初戦闘では?) 現在地、変わらず廃病院。 対峙しているおぞましい怪物が繰...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 13
(こ、困ったなあ、) 現在正午過ぎ。 黒塗りのセダンに揺られながら、はひとり頭を悩ませていた。 (高...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 12
朝、呪術高専のとある教室。 夏油傑は授業を受けるついでに昨日の任務の報告書を提出するべく予鈴前のそこ...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 if03
「……わかった。、あなたはどうしても呪術高専に行くというのね?」 「うん」 「意志はかたいんだな?」...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 if02
結論: いけたわ。 お許しが出た。なんだこの即オチ2コマ。いやその、結果的にはよかったんだけど、精神...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 if01
どうして、ただただ普通でいられないんだろう。 誰かと同じでいないと安心できないくせに、かといって誰か...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 11
結局、1週間分の座学ノートは、午前中いっぱいかけても半分程度しか進まなかった。複数科目あったからな…...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 10
なんだこの落差。最初から最後までかっこよく神秘的に終わると思ったら最後の最後でぽぽぽぽーんってなんだ...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 09
――今日は朝からわけがわからない。 「あ、悟くんおはようー」 「ん、おはよ」 「わーっ、おはよーござ...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 08
「……」「……」「……」「……」 急にしーんと静かになる。なんだこの落差、と思うかもしれない、わたし...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 07
ひとしきり悟くんを撫でて、ふと疑問に思った。 「ところで今何時……、あれ? 5時? 1時間くらい寝て...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 06
ゴンッ!!!!!!!! 「ぃいぃっっっでぇ!!!!!!!!!!!! 夜蛾おま、ふざけんなまじでいてぇ...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 05
――例の宗教団体は新興宗教の割に信者も多く、最近やけに勢力をぐんぐん伸ばしているとかで、高専ももとも...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 04
――はじめてあんたに遭った日のこと、未だにおぼえているんだ。 ふわふわ、ゆらゆら。夢の中なのに、あっ...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 03
1度わたしは家へと帰ることが許された。 自動車で送ってもらったので、車のドアを開ければすぐ、自宅の前...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 02
「金策」 「そうだよ」 「キンサク……」 わたしを利用して金策とは一体どういうことなの、と頭をグルグ...…
それを愛と気付かぬまま籠絡 01
――どうしてこんなことになったのだろう。 ことの始まりはもっと前からだったのだろうけど、これだけは言...…